2015年11月15日日曜日

見えないだけで「そこ」にいます。(サメが生きている痕跡)

サメの歯入り小瓶とオブジェ

 サメ好きの方で、サメの歯を収集されている方も多いのではないかと思います。化石などは、メガロドンを筆頭に好事家が競い合って買い求めます。
 また歯に止まらず、顎に触手を伸ばすコレクターの方もいらっしゃることでしょう。

 概して高価な顎や化石ですが、私は収集については少し距離を置いています。専門家でもない人間が、これらを買い求めることであまりいい影響を与えないのではとの懸念と、単にマネーの問題です。

 恐らく後者の方が理由が大きいです。

 さて私たちがよく目にする鋭くとがった大きいサメの歯は、実はサメの中ではかなり少数派の歯です。

 しかし所帯の多い、1m前後の小型のサメの歯は、なかなか入手が困難です。これらは歯も微小で、恐らく水族館でも飼育の多いドチザメやエイラクブカなどは歯が生え変わっている事実さえ気づかれていないかもしれません。

 私は各地の水族館のサメのタッチプールでこのようなものがないかをつぶさに観察し、集めたりしていました。なかでもドチザメは常連で、 2~3㎜ほどの歯なのですが、ちゃんと尖っていて大きさ以外は立派な歯の形をしています。

 それをあるサメ友達へ見せて、実はこんなのがありますよと、お話したことがありました。

 その時いたく感動され、つい最近あるプレゼントをいただきました。本当にありがたい話です。

 それは、ある水族館の水槽の底に落ちていた、エサの貝殻の混じった残渣です。

 私なら見つけられると託され、詳しく調べますと確かに微小な歯がいくつも出てきました。

 本家サイトの「サメってよく見ると面白い!」コーナーにおいて、その顛末を掲載いたしました。

 皆様ぜひご覧ください。
  http://www.geocities.jp/haie1976/observation.html 

 また歯の収集家の方で、詳しい見識をお持ちの方がいらっしゃいましたらご指摘ただけると幸いです。よろしくお願いいたします。

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