2016年12月4日日曜日

2016年日本板鰓類研究会シンポジウム参加報告

2016年 日本板鰓類研究会シンポジウム

於:東京都葛西臨海公園内ホテルシーサイド江戸川(東京都江戸川区)

 主催:日本板鰓類研究会 
 共催:東京都葛西臨海水族園、長崎大学水産学部、東北大学三陸水産研究センター

 2016年12月3日、東京は葛西臨海公園内のホテルを会場とし、サメ・エイに関するHOTな研究テーマを引っ提げて研究者が集い、サメへの興味関心を抱くあらゆる分野の人々が集結した

「日本板鰓類研究会シンポジウム」。

会場となった臨海公園内ホテルシーサイド江戸川

 今回は140名の参加者との主催者発表で、ホテル内のセミナールームという広めの会場ながら、密集陣形での聴講と相成りました。これまでに比べても濃厚なシンポジウムであったと余韻に浸っています。(当方3回の参加ながら…)

 まずは、本シンポジウムの開催に当たってご尽力された皆様、長崎大学の山口先生や三陸水産研究センターの後藤先生、研究会スタッフの方々、会場となったホテルスタッフの皆さん、シンポジウム後の会場となった葛西臨海水族園スタッフの皆さんに一参加者として感謝をいたしたいと思います。
 温かい「おもてなし」本当にありがとうございました。

 またHaieの「中の人」と個人的に交流をお持ちいただいた皆様、
 (お誘いいただいた豊橋市自然博物館Sさん、シャークジャーナリスト沼口麻子さん、東京海洋大学のKさん、長崎大学研究センターのNさん、日本大学のT先生、茨城ミュージアムパークのTさん、静岡県エラスモブランチのMさん、北海道大学のFさん、SNSサメ仲間Nさん)
 ご歓談の機会をいただき、とても楽しかったです。またお会いできればよいですね。


右上よりサメキュートバッグ(米産)、シンポジウム概要(ガンギエイ)、Haieサメリスト、右下よりサメ閻魔帳(聞き書き帳)、台湾研究者謹呈の記念ポストカード、ネコザメクリヤファイル(葛西水族園謹製)、沼口さん主催のサメクリスマスイベントチラシ(出来立て!)

 さてシンポジウムは、サメ・エイに関わる研究22題のボリュームで朝9:20から始まり、16:30頃まで3回の休憩をはさんでのタイトなスケジュールながら、参加者の方々皆さん長丁場を集中して聴き入られたほど内容の濃いものだったように思います。質疑も出来る限りの時間でいくつもあり、興味の度合いがどの回もうかがえました。ポスター発表や懇親会でのライトニングトーク(研究プレゼン)も盛況でした。(最終20:00、皆さんお疲れ様でした)

 もちろん私Haie(非研究者)の理解の及ばぬ部分も多々ありましたが、サメの研究が進みその謎が明らかになりつつあること知るのはとてもエキサイティングで時間がたつのがあっという間でした。(京都から4時起き朝駆けしても…)
  
日本の心「Fujiyama」:朝イチの新幹線より

 分類学、バイオロギング、水産、生理学、医学、飼育研究、遺伝子などなど…発せられる言葉一つ一つからサメ・エイに真摯に向かわられる情熱が伝わりました。

 ざっと紹介いたしますと、サメの分類(増えたり減ったり忙しい、当リストにないサメも多い!やばい!)、サメの身体機能の解析(心臓の機構、熱交換システム、生殖能力と特性…サメは身体も特別な存在!)、生態系の中の地位とヒトとの関わり(深海の主へのリスペクト、食害との関係と実態…サメは必要不可欠(鱶だけにネ!)、また水族館を中心とした飼育に関するテーマも大変興味深いものが多かったです。
 この関係は現会長仲谷一宏名誉教授も強化したいと冒頭挨拶の中で述べられていました。

 呼応する形で、懇親会のあいさつで水族園副園長さんが飼育に関して、「『サメ・エイを見たい!!』と皆さんが声を上げることでそれは必ず実現できると信じている」とのお話が胸に残りました。多くの方の知りたい気持ちが支持となって、研究と理解につながるとの思いが伝わりました。

 僕らはもっとサメを知る必要がある! それはこの地球の先輩であり、海の大事な調律者であり構成員であるサメやエイに対する正しい知識と興味によって研究が進めば、ヒトの鑑となりえる存在として確かなものであることが明らかになるからだと信じています。

 学びましょう!サメとヒトと生かされるすべての生き物のために。


 レポートはぼちぼちあげていきます。(このブログ中心になると思います)どうぞよろしくお願いします。
 ここまでお読みになったみなさん、ありがとうございます。
 私と画面を通してサメの価値を知る旅に出かけましょう。ほんの少しの間ですが…。



過去のレポート
2012年 海遊館でのサメシンポジウム
2004年 東大でのサメシンポジウム

 また今回は交流いただいた研究者の方にコラムレポート更新を期待するお声をいただき、非力ながら好印象のご反応を直にいただけたことが何より嬉しいお話でした。(拙い理解力で申し訳ないと思いつつ…過去のこちらのレポート「イタチザメの遊泳特性」)
 2012年シンポジウムレポートは中座してしまいましたが、今回も出来る限りのレポートに挑戦したいと思います。リクエストをお寄せください、やります!

(…多分)

 どうぞご反応などお寄せ下さい。「中の人」のやる気が出ます…ので。
 あと、会場内の撮影を原則禁止されましたので、画像は控えめになると思います。ご了承ください。


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