年明けてもうひと月たってしまいましたが、十首にも満たないという怠け具合で投稿しています。
終わらなければ続いているをモットーにユルくやります。
表題は、夢路いとし喜味こいし師匠の往年の漫才ネタより、「我が家の湾岸戦争」です。名作なのでどっかで見たことあるでしょう?
では、
「蛸の旨味 口入れてしまえば 占めたもの オオテンジクザメ 口にヒゲつく」
オオテンジクザメは、日本でも南西諸島に棲むテンジクザメの仲間で、3mにもなると言われています。大きいですね。
学名: Nebrius ferrugineus
とぼけた顔してやるときゃやります。オオテンジクザメ。ニフレルにて Haie撮影 |
2016年のニフレルにて Haie撮影 |
「タコクワーヤ」という沖縄の呼び名があるくらいタコ好きで、夜な夜な穴や隙間に隠れたタコを持ち前の吸い込むパワーでズボッとやるそうです。ヒゲは皮弁(ひべん 以前は鼻弁びべん とも)という感覚器官で、エサを探すのに使われるそうです。タコを咥えたらもじゃもじゃヒゲみたいになるでしょうか。
よくコモリザメと間違われますが、こちらは日本の海にはいなくて色がやや暗く、背ビレが尖り気味になってないので、じっくり見ればわかるかと思います。多分。
恐らくコモリザメ。動かない。海遊館のあるコーナーにいます。Haie撮影 |
『ネットのサメ画像はそうであると見分けられないと難しい』。
海遊館では、太平洋水槽の最下層で寝そべっていることが多い。Haie撮影 |
おおっぴらに指摘はしませんが、興味のある方はイベントででもこっそりお話をしましょう。
ちなみに以前は大阪吹田市のニフレルで飼育されていて、彼のいる水槽にこんな紹介文が載っていました。
「夜の海 ジュッポジュッポとタコを吸う」イヤーン (*ノωノ)
第二背ビレがないという個体もいるらしい。美ら海にいたかな?ニフレルにて Haie撮影 |
「蛸の旨味」と聞いて、大阪のたこ焼きを思い浮かべる人がいたら、海遊館へ行くが吉です。(実際、海遊館に大きなオオテンジクザメがいますよ)
豪快な吸い込み給餌を見られるかもしれません。タコはあげてなかったとは思いますけど…。
しまねアクアスにいる君はどっちだい!? コモリザメ? |
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