三重県生涯学習センターでは、三重県内の博物館へ足を運んでもらうためのプレゼンイベントとして「ミュージアムセミナー」を実施しておられるそうで、今回は海の博物館さんによるPRということのようです。
私も前日申し込みながらも京都から駆けつけ、講演を拝聴してきました。(参加は無料)
当日の会場は津市の三重県総合文化センター内にある生涯学習センターの視聴覚室でした。参加人数は50名を超えているようで、臨時のイス席まで用意されていました。
会場にはメディアの取材カメラも入っていました。(三重テレビ)
1Fホールにて行われたサメのパネル展示 |
講師の方は、同館学芸員の縣拓也さん。お若い好青年で、サメのお話を「あまり詳しくないのですが…」と謙遜されながらしゃべっておられました。
海とヒト、自然とヒト、というこちらの博物館のテーマに直結するものが「サメ」であるということのようです。
お話の要点は、サメを見る三つの視点(生物・食・素材)からサメ自身の生態(どんなサメがいるのか、サメとは何なのか)、サメにまつわる文化伝承、サメを食材にした食べ物の紹介、サメを利用した製品群の紹介という展開でした。
詳しい内容はサメイベントとして本家サイトで近日コラム形式で取り上げますのでお待ちください。
感想としては、サメのたくさんの文化的な話題がとても楽しく、食・伝承・素材いずれもサメの奥深さを知る内容で京都から来た甲斐がありました。
その中でも、サメを用いた食品「津はんぺい(はんぺん)」の話題が気になりました。博物館のイベントでもその「はんぺん」づくりが催されるそうで、津市内で営業されておられる「山熊商店」さんで作っておられるとのことでした。→はんぺいとは?(外部サイト)
食べてみたいし、せっかくなので…
行っちゃいました!
お店はお休み? ※車はマイカー(18年もの)です |
実は学芸員の方にお店の場所を聞こうと思ったのですが、熱心な質問者の方とお取込み中なので断念しました。それで同じ建物内にある図書館の地元資料コーナーで商工名鑑を見つけて住所を調べ、住宅地図で探し当てました。(どうでもいい話)
運よくたどり着けて、お店の方にお会いしてお話を伺うこともでき、はんぺいも入手できました。
休業日にアポなしでも歓迎いただき、私の興味にお付き合いくださった有限会社山熊商店社長の島岡さま、本当にありがとうございました。
食レポも、本家サイト「サメを食べよう!」コーナーで近日公開予定です。夕餉で食べてみて、はんぺんの常識が覆る食感とうまさでした! これは関西人でもイケる!
というわけで津市でのサメ文化探訪のトリップは充実したものになりました。でも本チャンの「サメ展」にも行かないと。
レポート予定ばかりでホンマにUPできるか怪しい…。
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